今年はさくらの開花がとても早かったですね。
咲き初めには夏日を向え、すぐに散ってしまうのでは・・・と気もそぞろになりましたが、花冷えの日、そして今日のような冷たい雨の日などが続き、とても長く花を楽しめましたね。
昨年に引き続き、じんじんの玄関にこの季節に相応しい浮世絵を飾っております。
今年は、豊国の『喜怒哀楽の内 楽』と題された華やかな作品を選びました。
満開のさくらを背景に、美しい女性たちがあでやかな着物を身に纏い、笛、月琴、で皆様をお迎えいたします。
さくらの花びら、女衆の着物の半襟、月琴の木目などが「から刷り」と呼ばれる、エンボッシングに該当する技法でふっくらと立体的に刷り上げられています。
題して、「治療院でお花見を・2013年版」。
桜はそろそろ一重から八重咲きに、また山桜にかわり行く頃ですが、じんじんでは今月一杯このお花見をお楽しみいただけます。
治療の前後に、どうぞお楽しいひとときを。
※この作品は、以下のように三枚ひと組みとして制作されたものですが、じんじんに飾っておりますのは、その中の右の一枚です。
三代豊国 『喜怒哀楽之内 楽』 安政元年 / 大判3枚続
Toyokuni-lll Kidoairaku nouchi "Raku" ("Pleasure" in the Emotions)
はり・きゅう治療院 じんじん
0 件のコメント:
コメントを投稿