2014年8月17日日曜日

残暑お見舞い&マンディ(水浴び)のスゝメ! :)

残暑お見舞い申し上げます。

暑い、暑い夏でしたね。
この暑さ、もう少し続きそうです。

この暑さは、もはや熱帯並み・・・以前、夏に実家でインドネシアのお客様を、ホームステイにお迎えしたことがあります。(ちなみに、この方は今や同国若手美術評論家の✩重鎮✩です。)

その方曰く、「東京の夏はインドネシアより暑いです。」

そう。そしてこの湿度・・・。

では、熱帯の習慣を取り入れて過ごしてみるのはいかがでしょうか?

・・・という発想で、我が家ではこの夏インドネシア他の暑い地域で、体を清潔にすることと、宗教的な目的も兼ねて行われるMANDI (マンディ=水浴び)の習慣を取り入れて過ごしました。

彼の地では、大きな瓶などに水道水を貯めてあり(そこに食用の魚を飼っていることも・・・)、それを手桶ですくって1日に2回(かそれ以上)頭からかぶるのです。
・・・気温が高い日中を過ぎてから行うのは、修験者の心意気!かなり気合がいりますが、済ませると本当に気分も身体もスッキリ!します。

まあ、日本では低めの気持ちいい温度のシャワーでいいでしょう。

体の表面を短時間の水浴びで冷やす生理学的な解釈としては、体表の毛細血管が縮まることで、体の内部に血液が集まっていき、内蔵などを温める効果が期待できます。

ただし、あまり冷たすぎる水での長時間の水浴びは避けましょう。

水浴びを終えたら、手早く身体を拭いて、体の表面の水が気化するときに体温が下げられるのを避けましょう。

残りの夏、楽しく元気に過ごしましょう!

お疲れが出たときには、じんじんの優しいはり灸で癒されてくださいね。:)

はり・きゅう治療院じんじん 院長

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年7月22日火曜日

2014年盛夏 暑中お見舞い申し上げます!

暑中お見舞い申し上げます。


東京も、ようやく梅雨が明けましたね。

例年よりだいぶ遅れての梅雨明けですが、さあ、これから夏本番を楽しみましょう!

今年は荒い気候がず~っと続いていますね。
様々な体調不良や不調の症状を覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。

◎まだ梅雨の気候に見舞われている地域の方々は、むくみや関節痛に苛まれるかと思いますが、これから梅雨明けにかけて、その症状は少しずつ軽くなっていくはずです。
丁寧なお灸と鍼で体を温め、全身の気と血やリンパ液などの循環を促すように、軽い運動を心がけてみてください。

◎さて、梅雨明けのこの時期は、日中の猛暑と朝晩の冷え込みの気温差により、気管に症状が出ている方が多いようです。
これは、喉元の汗腺から汗が出た状態で、冷房や寒気などによって身体の表面が冷え、それが気管や肺の冷えになっていくためと思われます。
咳や痰などで辛い方は、喉と肺の裏表、背中をよく温めましょう。

◎また、ここで何度か紹介しました安保徹先生の理論に照らし合わせてみますと、これだけ寒暖の差があり、また、気圧の差が目まぐるしく変わるということは、交感神経と副交感神経のバランスが狂いやすい、なかなか厳しい気候条件にさらされていることになります。
身体の症状だけでなく、さっきまで元気だったと思うと急に鬱っぽくなったりする、という方もいらっしゃると思いますが、今に限っては、半分はこの気候が原因と想定していただいてもいいと思います。

もう少し気候が安定してくれば、身体も心の状態も安定してくるかもしれませんが、辛い時には我慢せず、優しい鍼と灸で早めに身体と心を整えましょう!

※写真はじんじんのグリーンカーテンを彩ってくれている、”スカーレット・オハラ”という名前の西洋朝顔です。
昨年採れた種から、名前のとおり華やかに逞しく蔓を伸ばして、毎朝早起きのご褒美のように元気よく咲いてくれています。

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年6月25日水曜日

☆「梅と紫蘇のジュース!」じんじんのウェルカムドリンク☆

☆今年の梅雨から夏にかけての、じんじんのウェルカムドリンクのご紹介です♪


ご近所からいただきました、無農薬の梅ジュースと、市販の赤紫蘇で美味しくて香りの良いジュースをつくりました。

写真は、左から「梅ジュース」、「梅+紫蘇ハーフ&ハーフ」、「紫蘇ジュース」です。
お好みのものをお召し上がり下さいませ。

身体の中に美味しい旬の実りの活力と殺菌効果を取り入れて、心も元気いっぱいに過ごしましょう!

◎梅の主な効能:
・クエン酸による疲労防止、疲労回復。
・強力なアルカリ性食品デあるため⇒血液を健康なph7.4程度の弱アルカリ性に保つ手助け。
・強力な殺菌作用があり、胃腸の中の殺菌効果も高いと言われています。
・熱を加えることにより、梅に含まれる糖分とクエン酸が結びついて生まれる、血液をサラサラにする成分「ムメフラール」が含まれている。
・血圧の上昇を抑え、血糖値を下げる。
・シリンガレシノール(梅リグナン)がヘリコバクター・ピロリ菌の活動を抑制する。

◎紫蘇の主な効能:
・芳香の成分はぺリアルデヒドというもので、防腐・殺菌作用を持っています。
・漢方では、葉を蘇葉、種子を蘇子といって、利尿、発汗、去痰、鎮咳などの薬として広く用いられています。
・葉の栄養価はとても高く、特にカロテン(ビタミンA)の多さは、全野菜の中でもトップクラスです。
・カルシウム、鉄分といった無機質も豊富で、ビタミンもB1、B2、Cと豊富に含まれています。
神経を鎮める。
食欲増進。

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年5月29日木曜日

「医事 自然に如かず」 杉田玄白の書

国立科学博物館で開催中の「医は仁術」展 (http://ihajin.jp/) で、杉田玄白の直筆の漢詩の掛軸が初公開されている、というお話を先日こちらのブログで紹介させていただきました。

実は我が家にも、杉田玄白の掛軸が一幅あります。


・・・こちらは大塚美術社による精巧な複製ですが、肉筆に見紛う仕上がりです。
なんと書いてあるか、読めますか?

 
「医事 自然に如かず  八十五翁 九幸老人○」

私の治療院じんじんに相応しいメッセージとして、連れ合いが手に入れてくれました。(感謝!)WWW  :)

玄関を開けるとまず、最晩年にしてこの力強い筆致を誇った、能書家でもあった杉田玄白のこのメッセージが、目と脳に飛び込んできます。
(”写し”ということに安心して、紫外線の強い今の季節でも仕舞いません!)

解体新書(『ターヘルアナトミア』の翻訳本)の著者であり、当時最先端の西洋医学に親しんだ蘭方医の精鋭として活躍した杉田玄白にしてこの言葉・・・たいへん感慨深いですね。

この掛け軸の直筆も上記の展覧会に出品されているのでは、と期待して出かけましたが、出品されているのは別の一幅でした。:)

治療の合間に、ぜひゆっくり眺めてみて下さいませ。


◎「医事 自然に如かず  八十五翁 九幸老人○」については、以下にとても面白い説明が。
http://yuwakai.org/ikiikijinsei/doctsukamoto45.htm
http://www.obamahp-wakasa.jp/hospital/byoin/genpaku.html

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年5月25日日曜日

見て楽しく学んで愉しい大展覧会! 「医は仁術」展

「医は仁術」展を観に、国立科学博物館へ。


 主に、江戸時代に展開した西洋医学の新しい知識への取り組みと、身体に対する医術をめぐる医術・仁術、そしてその”捉え方”が実に貴重で豊富な大量の資料とともに示された、たいへん優れた大展覧会です。


漫画、テレビ、映画で大ヒットした「仁」の制作陣の一部も関わっているようで、同作品のお話の世界の時代の医療を中心に据えた展示内容です。
(ちなみに、”仁”とは儒教における最高徳目で、私の治療院「じんじん」の由来のひとつも、この「仁」です。)

77年ぶりに発見された杉田玄白の直筆の漢詩の掛軸や、山脇東洋の掛け軸とされる作品なども初公開されています。

感心したのは、この時代に日本でも発達を遂げた鍼灸・漢方医療についてもたいへん核心を突いた資料と解説が公正に展示されていることでした。

第二展示会場では、現在の最先端の医学資料を概観する構成です。
ips細胞がプレパラート上に固定(分裂を止めてある状態に)した現物が展示され、顕微鏡を覗いて見ることができます・・・長蛇の列を耐えてネ。++;)

医学に対する、手探りともいえるような瑞々しい眼差しを感じます。
そして、おそらく誰もがすこし医学や医療に自分も関われるような糸口を感じる展示内容になっているのではないかな、と思います。:)

和綴じの展覧会カタログも力の入ったデザインと内容で、鬼のマーク(金棒を持った鬼でも腹イタにはかなわない?という江戸時代の薬の看板の意匠)を配した「おでかけ用おくすり袋」の楽しいオマケも秀逸。:)

ヴィジュアルの資料や絵巻物、人体模型なども多いので、見て楽しく、学んで愉しく分かりやすい展覧会です。


 解説を読み込みながら観覧する方が楽しいと思います
ので、少し長めに時間をとって、ぜひぜひお出かけくださいませ。

2014年6月15日(日)までです。:)
http://ihajin.jp/


はり・きゅう治療院 じんじん

2014年4月29日火曜日

☆『整体入門』野口晴哉著(ちくま文庫刊)の紹介です☆

 
大分前に書かれた原著が文庫版で新しく編纂されたものです。

著者は「野口体操」や「愉気法」・「活元運動」などでよく知られ、17歳にして整体の道場を立ち上げた、稀有な才能の持ち主です。

さて、この本は、野口氏の独特な言い回しで綴られますが、野口氏の観察眼は鋭いもので、今、医療従事者が「疾病利得」と呼ぶ患者の心理的な症状の特徴なども書かれています。

中盤からは、かなり具体的な整体法が写真つきで示されていますので、勘の良い人ならこの写真と文章を読んでかなりの効果を実感できることでしょう。

松岡正剛氏のサイト、千夜千冊にもこの本が紹介されており、こんな文章で締めくくられています。
野口晴哉は「全生」を思索した。『偶感集』に「全生」という一文が入っていた。こんなふうにある。
 「一日生きたということは、一日死んだということになる」
「生に向けるとは何か。死に向けるとは何か。この解明こそ全生のあげて為すことてある」。
 これは「本物」だ。
http://1000ya.isis.ne.jp/0676.html

・・・たまたま私も、ニューヨーク滞在中、某国大使婦人が私邸で開催される「活元運動」の会に時々参加していました。
その婦人は、ご自身のかなり重篤な症状を治すことに「活元運動」が奏功したことがきっかけとなり、その会を持たれていました。
それがきっかけとなり、彼女は私のP.S.1のスタジオを訪ねてくださったり、私邸でランチをご馳走して下さったりという交流を持つこととなった思い出深い経験です。

さて、この本の最も大切な点は、野口氏の提唱する「自分で自分の身体を治す」ことの奨励でしょう。

私も鍼灸の施術のほか、専門的な整体とまではいかなくとも、患者さんご自身が自動運動を少しずつ試みられることをお勧めしています。

少しずつ、楽しめる範囲で試みていきましょう。ご一緒に。:)

☆『整体入門』野口晴哉著(ちくま文庫刊)
http://www.amazon.co.jp/%E6%95%B4%E4%BD%93%E5%85%A5%E9%96%80-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%87%8E%E5%8F%A3-%E6%99%B4%E5%93%89/dp/4480037063

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年4月28日月曜日

2014年度版 じんじんオリジナル紫雲膏ができました!

進行した癌に罹患され、口内炎の痛みが辛い患者さんから、以前差し上げたじんじんのオリジナル紫雲膏が「どうも良い様なので」と仰って、リクエストのお電話をいただきました。

さっそく、2014年度版のじんじんオリジナル紫雲膏を制作いたしました。



作りはじめから最後の練り上げの作業までは、約8時間かかります。
今回は、夜中に作り始めましたので、深夜までかかって完成しました。

この度も、ちょっと濃い目のとても美しいピンク色に仕上がりました。♪ :)

家中、ごま油の香りが浸み込んで数日間抜けませんが、この季節なら初めの作業の胡麻油を180度に熱したまま1時間重合させる作業の間、窓を開け放つことができて助かりました。

花岡青洲のレシピと、日本薬局方の生薬配合に基き、上質な生薬と食用の胡麻油と少量の豚脂だけで丁寧に作りました、じんじんオリジナル紫雲膏は、食べても大丈夫なので、辛い口内炎や粘膜の不調にも安心してお使いいただけます。

つらい症状をお抱えの患者様に、安心してお使いいただき、少しでも気が楽になっていただけましたら幸いです。

どうぞ、お大事になさってくださいませ。


◎紫雲膏の由来と、使用している素材・生薬などの説明はこちらに。
http://hariqjinjin.blogspot.jp/2013/01/blog-post.html
http://hariqjinjin.blogspot.jp/2013/02/blog-post.html

◎作り方は、以前こちらで紹介しました方法と同じです。
http://hariqjinjin.blogspot.jp/2013/01/blog-post_18.html


はり・きゅう治療院 じんじん