2013年4月11日木曜日

治療院でお花見を 2013・Part2



さくら・サクラ・桜・・・

はり・きゅう治療院じんじんから、南に5分ほどゆっくり歩いたところに桜の隠れた名所がございます。

神田川沿いに枝垂桜が10本余り咲き誇る「藤和緑地」です。

神田川に沿って、高井戸駅から西永福にかけては、染井吉野、山桜、そして枝垂桜と桃の花が同時に咲き乱れる遊歩道が続きますが、ここが枝垂桜のハイライト。
高井戸駅付近は染井吉野のハイライトです。。

花の下に佇むと、頭が飛んでしまいます。

今年は鷺、小鷺、鴨(?)、のほか、はじめて鵜が飛来しているのを見ました。

鯉も井の頭公園の花見客の喧騒を逃れて、ここで結ったり花筏の下で優雅にたゆたっています。

先日、著名な医療機関で看護婦を務められた後、近年公立大学の看護学校で教鞭を執られる患者さんと治療後にゆっくり歩いてお花見を楽しみました。

どうぞ治療の前後のお楽しみとして、この素敵な桜のお散歩をなさってみて下さいませ。

ほぐれた身体に美しい桜。 しばし憂さから解き放たれて、うっとりと幸せな恍惚感に浸ることができ、心もとき解れていきます・・・。


はり・きゅう治療院 じんじん

2013年4月2日火曜日

「むくみ」について

夏日、花冷えの日、そして冷たい雨の日など、このところ陽気の変動が激しいですね。

毎週おみえになる患者さんで、下腿の浮腫み(むくみ)が強まっていらっしゃる方を治療しております。

浮腫み(むくみ)の原因は様々です。

長時間経ち続けて身体の中の水分が足の方に下がってしまい、静脈やリンパ液などを還流させる力が弱いために起こる浮腫は、先ず、ふくらはぎの筋肉をよく動かして、本来ご自分がお持ちの”ポンプ”機能を呼び覚ますことから始めましょう。

そのためには、先ず、よく歩くこと。
歩くことが難しい状況にいらっしゃる方は、立ったまま、または座ったまま、足先を上下に動かしてみて下さい。
徐々に血液とリンパ液の還流が起きて、浮腫みが軽くなっていきます。

また、その還流を促すために、足をよく暖めてみて下さい。

この状態を快復させるために、はり・きゅうはとても良い効果をもたらします。

しかし、上記のような適切な運動などを繰り返し長く続けても効果のない方、または指で押したところが白くなって戻らないほどの強い浮腫みがある場合には、ほかの原因を探る方がよいでしょう。

それらは、腎臓や心臓循環器系など、内臓系の深刻な不調が考えられることもあるためです。

国家資格を持つはり師、きゅう師、あんま指圧マッサージ師は、3年に及ぶ専門知識の学習の中で、医師たちによる解剖学や生理学など西洋医学の知識と、鍼灸施術の「除外診断」をするための各症状を臨床医から学んでいます。

上記のような、腎臓や心臓循環器系など、内臓系の不調が原因と考えられる症状と判断した場合には、内科等の医師に診察していただくことをお勧めいたします。

施術の際に、どうぞ気になる症状や既往症を何でもお話くださいませ。

最適な施術と判断をして、お身体の管理と健康づくりのお役に立てるよう、最善の努力をいたします。


はり・きゅう治療院 じんじん

治療院でお花見を・2013年版

今年はさくらの開花がとても早かったですね。

咲き初めには夏日を向え、すぐに散ってしまうのでは・・・と気もそぞろになりましたが、花冷えの日、そして今日のような冷たい雨の日などが続き、とても長く花を楽しめましたね。

昨年に引き続き、じんじんの玄関にこの季節に相応しい浮世絵を飾っております。

今年は、豊国の『喜怒哀楽の内 楽』と題された華やかな作品を選びました。

満開のさくらを背景に、美しい女性たちがあでやかな着物を身に纏い、笛、月琴、で皆様をお迎えいたします。

さくらの花びら、女衆の着物の半襟、月琴の木目などが「から刷り」と呼ばれる、エンボッシングに該当する技法でふっくらと立体的に刷り上げられています。

題して、「治療院でお花見を・2013年版」。 桜はそろそろ一重から八重咲きに、また山桜にかわり行く頃ですが、じんじんでは今月一杯このお花見をお楽しみいただけます。 治療の前後に、どうぞお楽しいひとときを。


※この作品は、以下のように三枚ひと組みとして制作されたものですが、じんじんに飾っておりますのは、その中の右の一枚です。

                                 三代豊国 『喜怒哀楽之内 楽』 安政元年 / 大判3枚続
                     Toyokuni-lll  Kidoairaku nouchi "Raku" ("Pleasure" in the Emotions)


はり・きゅう治療院 じんじん

2013年3月12日火曜日

3.11から2年。

3.11から2年。

今日はお灯明を上げました。
沢山の魂が、どうか安らかでありますように。

「霊に捧げる画符・希望の光」(仮題)を制作中。

今年はこの作品のテーマとした地域に、ボランティアに伺う予定です。


はり・きゅう治療院 じんじん

2013年3月3日日曜日

雛飾り・綺麗なものを見て心をやわらかく



雛祭り。

今年は我が家&治療院の玄関に、お雛様オールスターズを飾りました。

(後ろの屏風畳みの書は、台湾の画家であり書家で、台湾の芸大で教鞭を執られる江明賢-チャンミンシェン-先生が、かつて西麻布にあったギャラリーで一緒に作品を展覧した際にその場で書いて下さった、素敵な作品です。作中には淳子小姐-お嬢さんの意-を詠いこんであり、恐縮かつたいへん光栄です。)

... 私が生まれた頃か、子供の頃に母が私のために選んでくれたものです。

子供の頃は、この雛飾り専用のガラスのお人形ケースがありましたが、子供の頃に一段を割ってしまい、以来、代替の段飾りなどにしています。

今年は、子供の頃から癪に障っていた、この飾りやしきたりの背後に潜む色んなヒエラルキーへの苛立ちを避け、全員平置きにいたしました。:)

子供の頃は、自分に似た丸顔ではなく、どこか寂しげな瓜実顔の平安雛に憧れましたが、今こうしてしげしげ眺めて見ると、表情も何種類かあり、なかなか気合の入った細工の美しい雛飾りです。

散財して揃えてくれたのでしょうか。
両親の愛を、素直にありがたく思い感謝します。

治療に来られる患者さんは、いらしたときは青息吐息でも、帰られる時にやっと気付かれて「あ~、きれい。いいですねぇー。」と嬉しそうに眺められ、その様子を見るのも楽しみなことです。

大家さんがいらして、「木のお道具、立派だわ。アンティークね。大正時代の!」と感動していらっしゃいましたが・・・私の為の雛飾りですので、昭和のものです!一応・・・。
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はり・きゅう治療院 じんじん

2013年3月2日土曜日

希慕長生・王義之

「希慕長生 晩年の王義之は、漢方マニアだった。」

というコラムが、「書聖 王義之」展のとても美しいデザインのカタログ、249ページに載っています。
http://o-gishi.jp/

展示作品の中には、漢方薬の「五石散」と「地黄湯」についてふれた手紙がありました。

また、知人の不調を聞くと
「今度、何か良い薬を探しておきましょう」などと便りを出したりしたそうです。

「五石散」については強力で危険な副作用を避けるために、服用後歩いたりすることが必須だったそうで、これが「散歩」の語源にもなったという旨が同項に記されています。

... 今回の展覧を観て、「書の至宝」展の表紙がなぜ、王義之の悲痛な心情を認め、その気配を漂わせる表現に至った名品「喪乱帖」だったのかを理解できたように思いましたが、「五石散」に頼った一面などを知ると、どこか鬱傾向に見舞われることも多い体質がおそらくあり、それが翻って創作の下支えにもなったのでは・・・などと想像しています。

見る度に、心に真直ぐ軸が打たれるような気持ちになる美しい書を能くして書聖と称えられ、人民の救済にも能力を発揮するなど行政官としても有能だった眩しいような存在の王義之ですが、こんな一面を知ると、心の安寧に苦慮する私(たち)常人にも近い性向もあったのかな、と勝手に親近感を覚えます。

・・・ただし、それを認(したた)めて、世代を超える名品を書したところが、やはり書聖、超人ですね。



はり・きゅう治療院 じんじん

2013年2月20日水曜日

蕗の薹(ふきのとう)と「五味」


じんじんの庭に蕗の薹が芽を出しました。

今年は昨年より1週間ほど早くお目見え。

昨年より寒いのに、春を告げに来てくれました♪

蕗の薹は「苦」い味ですので、東洋医学の「五行色体表」に照合すれば「心経」にあたります。

蕗の葉は6月頃から勢いよく育ち、どちらかといえばその葉と茎は、瑞々しい夏の食べ物、という印象が強いですね。

「五行色体表」から考察すれば、夏の食べ物と味覚、と見做す方が整合性があります。

夏に盛んになる「心経」の興奮を鎮めて体の熱を取ったり、また暑さなどで弱った「心経」を逆に刺激したりする効果が考えられるためです。

「蕗の薹」春に先駆けてが芽を出すのは、動物としての生き物にとって、とても有効な役割をしてくれているのでしょう。

春の木の芽などと同じような効果で、一種の解毒の効果を持っていることも考えられます。

採りたての新鮮な蕗の薹なら、そのまま刻んでちょっと湯掻き、お味噌と合わせると大人にはたまらない美味しい食べ物になりますね。

蕗の薹をご所望の方は、施術にいらした際に院長にお気兼ねなくお伝えくださいね。

たくさんはありませんが、庭から採りたての薫り高い蕗の薹を差し上げます。

春を招くお目出度い蕗の薹、その大人の味、一緒に堪能しましょう!


はり・きゅう治療院 じんじん