2014年7月22日火曜日

2014年盛夏 暑中お見舞い申し上げます!

暑中お見舞い申し上げます。


東京も、ようやく梅雨が明けましたね。

例年よりだいぶ遅れての梅雨明けですが、さあ、これから夏本番を楽しみましょう!

今年は荒い気候がず~っと続いていますね。
様々な体調不良や不調の症状を覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。

◎まだ梅雨の気候に見舞われている地域の方々は、むくみや関節痛に苛まれるかと思いますが、これから梅雨明けにかけて、その症状は少しずつ軽くなっていくはずです。
丁寧なお灸と鍼で体を温め、全身の気と血やリンパ液などの循環を促すように、軽い運動を心がけてみてください。

◎さて、梅雨明けのこの時期は、日中の猛暑と朝晩の冷え込みの気温差により、気管に症状が出ている方が多いようです。
これは、喉元の汗腺から汗が出た状態で、冷房や寒気などによって身体の表面が冷え、それが気管や肺の冷えになっていくためと思われます。
咳や痰などで辛い方は、喉と肺の裏表、背中をよく温めましょう。

◎また、ここで何度か紹介しました安保徹先生の理論に照らし合わせてみますと、これだけ寒暖の差があり、また、気圧の差が目まぐるしく変わるということは、交感神経と副交感神経のバランスが狂いやすい、なかなか厳しい気候条件にさらされていることになります。
身体の症状だけでなく、さっきまで元気だったと思うと急に鬱っぽくなったりする、という方もいらっしゃると思いますが、今に限っては、半分はこの気候が原因と想定していただいてもいいと思います。

もう少し気候が安定してくれば、身体も心の状態も安定してくるかもしれませんが、辛い時には我慢せず、優しい鍼と灸で早めに身体と心を整えましょう!

※写真はじんじんのグリーンカーテンを彩ってくれている、”スカーレット・オハラ”という名前の西洋朝顔です。
昨年採れた種から、名前のとおり華やかに逞しく蔓を伸ばして、毎朝早起きのご褒美のように元気よく咲いてくれています。

はり・きゅう治療院 じんじん