2015年3月3日火曜日

✩「食と健康」のトピック★バークレーからのレポート♪ 

「食と健康」のトピックとして、先日の海外での体験を紹介させていただきます。



・・・月曜日。出発を明日に控え、朝はゆっくり荷造り。
ふと思い立って、こちらで皆が薦めるレストランにランチの予約。ディナーの予約は一ヶ月待ちとかで、今回は見送ろうかと思っていた日本でもよく紹介されているアリス・ウォーターズさんのChez Panisse。
70年代から同じ場所に在り、地産地消、オーガニックで且つ、サステイナブルな新鮮な素材を使うお店。ここもバークレーらしい名所といってもいいでしょう。オーナーは食育などアメリカに於ける食を通じての文化の牽引役と目され、オバマ大統領夫人ミッシェルさんも、彼女に共感してホワイトハウスに小さな菜園を設えたりしています。

・・・電話の長い呼出音に、もう無理なんだね、と切ろうとしたところ対応が。あっさり予約完了。ランチ開始の11時半を指定され、ジャケットを羽織り、坂を下ってお店へ・・・歩き慣れると心理的な距離も縮まり、滞在先は、僅か5分でバークレーのグルメスポットに繋がる便利なロケーションだったことが分かりました。
店員がその日のランチのメニューをフレームボックスに貼り出しに来て、エントランスのドアが開けられ店内へ。

フランク・ロイド・ライトのインテリアを少し連想させる店内は、ホームページの写真よりずっと落ち着いた雰囲気。店員のサービスと身のこなしも名店らしく心地良い。
光の入り方、視線の交錯の方向などに十分な配慮が感じられ、どの席も丁寧に対応されて通された良い席だと客に感じさせる、よく考えられた配席と導線の店内。
男性のカップル、決めランチ風の男女…私たちのお隣は、極く”普通”の身成から隠し切れない成功のリッチな香りが漂う常連と見受ける初老の男性で、テーブルを気に入りの位置に動かして、ポレンタを”普通”に一人で食べながら新聞のクロスワードパズルをしてる・・・。

いろいろ物語を妄想しはじめた頃運ばれて来たお皿には想像通り、新鮮な野菜を中心に素材を丁寧に扱った、手を加えすぎていない美味しい料理。メインディッシュはあまり写真映えしなかったので、シンプルだけれど綺麗なデザートをここに。
・・・そう、ここで供される食事は、おそらく基本的には丁寧で上等な、愛情や手の温もりが感じられる家庭料理なのでしょう。

これからは、自宅の庭やプランターで今より少し多めに野菜を育てたり、できるだけ新鮮な、なるべく地元や近い産地の食材を必要な量だけ買い求めて、こんな風に丁寧に、素材の声をよく聞いて味を活かしながら、普通にシンプルに、心を落ち着けて気持ちを込めて美味しいお料理を作っていこうと思いました。

チップを気持ち弾んで、二人でちょうど100ドル。とても美味しい体験レッスンでした。 :)

Monday. one day before our departure.
We took lunch at Chez Panisse run by Ms. Alice Waters.
You may say this place is one of a landmark in Berkeley.
You also may know about all the legend of her and this restaurant...
Dishes were so inspiring, and I decided to try to cook dishes like which we were served at this restaurant today: cook simply and very carefully as using and choosing fresh, local and sustainable vegetables and edible materials.
I will plant more vegetables in our garden than now.
It was a very tasty lesson to dine here.  :)


はり・きゅう治療院 じんじん 院長  :) ♡
http://jin-j.in/