2014年12月31日水曜日

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ♡

 
I wish you a Happy, Healthy and Creative New Year!
...Greetings from Tokyo, greets the New Year in less than two hours.

東京は、あと二時間足らずで新年を迎えます。
みなさんの住む街はあと何時間で”来年”でしょうか。
いろいろなことがあった今年をよく生き抜きましたね!
あと数時間が幸せに包まれた時でありますように。

...写真はお正月に向けたドア飾りです。
今年は大きくてお目出度い大王松を配してみました♡...

今年1年、ありがとうございました。
皆様、どうぞ健やかに良いお年をお迎えくださいませ。

はり・きゅう治療院じんじんは新年は1月5日から診療をはじめますが、急患の方はこの間もどうぞ御遠慮なくご連絡下さいませ。

はり・きゅう治療院じんじん院長 :)
http://jin-j.in/

2014年12月10日水曜日

楽しい年末シーズンを健やかにお迎えくださいませ。♡


今年のリースを3日ほど前に飾ってみました。

 手作りの簡単な飾りですが、それでもなんとなく華やいで、心もあったかくなるように思います。

ベースのグリーンは、ご近所の年の瀬の剪定で出た、ヒノキの系統の木の小枝を頂いてきたもの。
 
切り口からは少し森の香りがして、よく見ると、可愛くセクシーなピンク色の小さな蕾がたくさんついていました。:)

松毬(まつぼっくり)は、近所の広大な三井のグランドからマンション群に変わってしまった一角に残された、古い大きな木の集う小さな森といった風情の公園に、一本だけ切り倒されずに残った松が落としてくれたもの。
 

同じエリアに落ちていたどんぐりは、室内の飾りに添えました。

町の中に住まいながら、森の恵みの切れ端を無償で分けてもらえる豊かさを何だか以前より深く感謝して思えるようになりました。:)

みなさま、どうぞ楽しいシーズンをお迎えくださいませ。♡

・・・そして、これからもこんなささやかな幸せにうっとりできるよう、浅墓な人たちに戦争を起こささせないようにしていきたいと思います。


はり・きゅう治療院 じんじん 院長  :)
http://jin-j.in/

2014年11月30日日曜日

♡ 乳がんに罹患中の方々に、乳がんサヴァイヴァーの私からのエールを。♡♡♡


ささやかながら、クリスマスに向けて門扉の上の鉢植えを飾ってみました。

 今年も、てっぺんにはピンクリボンを結びました。
東方の3賢者には見つけにくいかもしれませんが、ベツレヘムの星の代わりに。

♡はり・きゅう治療院じんじんでは、乳がんの治療中・術後5年未満の方に、すべての施術を5パーセント割引でご利用いただいております。♡

 乳がんに罹患中の方々に、乳がんサヴァイヴァーの私からささやかながら心からのエールを送らせていただきます。♡♡♡


はり・きゅう治療院 じんじん 院長  :)
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2014年11月24日月曜日

東洋医学の「秋」の治療について♪

11月も終わりに近づいて、ようやく秋めいてきましたね :)

東洋医学では「秋」に対応する臓器や経絡は、「肺」です。

これは、秋には空気が乾燥するため、器官や肺が弱りやすい、と考えられ、また実際にその症状があらわれやすいことに由来しています。

じんじん鍼・灸治療でも、この季節は肺経の状態を注意深く見ながら行っております。

風邪や気管支炎の症状などが見られる場合にも、どうぞ遠慮なく当院にお出かけくださいませ。

ご来院の際には、器官や肺の系を潤す食材のお話なども楽しくいたしましょう。

薬を使わない鍼・灸の安全な治療で、今の紅葉の季節を元気に楽しみましょう! :)

はり・きゅう治療院 じんじん 院長 :)
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2014年10月31日金曜日

じんじんのお花のご紹介です♪♪ かぼちゃ色のヴィオラさん、Happy Halloween!



はり・きゅう治療院 じんじんのお花のご紹介です。

夏・冬のお花が一緒に咲いていますね♪

ハロウィーンかぼちゃ色ヴィオラです。
Happy Halloween!!!
今日は亡くなった人々や愛するペットたちと仲良く一緒に踊り、歌おう!

はり・きゅう治療院じんじん 院長 :)
はり・きゅう治療院 じんじん

2014年10月30日木曜日

じんじんのお花のご紹介です♪ 西洋朝顔さん、(^_^)/おはよう!

 
はり・きゅう治療院 じんじんのお花のご紹介です。

大輪の西洋朝顔さん、10月に入ってから毎日咲いてくれています♪

 (^_^)/おはよう!
きれい!
今日も元気に生きよう! 


はり・きゅう治療院じんじん 院長 :)
はり・きゅう治療院 じんじん

2014年10月29日水曜日

✩腰痛・坐骨神経痛の治療について その②:椎間板ヘルニア


腰痛・坐骨神経痛の最も多い原因のひとつ、「椎間板ヘルニア(herniated disc)」とは、どんな状態のことでしょうか。

◎まずは形状、解剖学的な説明から・・・♪

私たちのいわゆる”背骨”は、「椎体」と呼ばれる骨が積み木のように積み重なって形作られています。
その「椎体」と椎体の間には、「椎間板」というクッション材のようなものが一つずつ挟まっています。
「椎間板」は、人体最大の無血管領域で、中央にゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む線維輪からできています。
椎間板ヘルニアでは、この髄核や線維輪の一部などが突出て、正常な位置から飛び出している状態のことをいいます。

◎その原因とは・・・♪

多くの動物は脊椎を重力に垂直にして生活しているのに対し、人間は二足歩行であるために脊椎は重力と平行方向になっています。
このため、立位では椎間板には多くの負荷がかかります。
つまり、椎間板ヘルニアは、立ち上がって2足歩行をはじめた人類の宿命といってもいいでしょう。(・・・ちょっと、トホホですね。)
椎間板ヘルニアは、下位腰椎 (L4/5, L5/S1) が最多で、次に下位頸椎に多いとされています。
下位腰椎に現れる痛みやしびれの症状、その代表が坐骨神経痛です。

◎そして、ヘルニアによる坐骨神経痛の原因とメカニズムは・・・♪

解剖学的には、多くは、椎間板が飛び出した状態になり、脊椎の後ろ側に沿って通る坐骨神経を圧迫している状態。
坐骨神経が刺激されて脳が興奮し、痛みが起こります。
腹筋・背筋の衰え逆に過剰な運動による負担、不適切な姿勢の継続、加齢など様々な原因があげられますが、原因を特定できないのもまた特徴です。
また、精神的なストレスも原因のひとつにあげられます。

◎その症状は・・・♪
激痛が走り、歩くことはおろか、立つことすらできなくなることも多くあります。
それによって睡眠が妨げられ、疲労がつのって免疫力も衰えてゆき、重篤な病に至ることもあります。
腰痛の症状を含め、何番目の神経が圧迫されているのか、刺激を受けているのかによって、痛みを感じる部位が異なります。

◎鍼灸による当院の治療法とは・・・♪

痛みのあらわれている部位から、何番目の神経が刺激を受けて圧迫されているのかを特定することができます。
そこを丁寧に灸で温め、次に正確に鍼を打って筋肉の拘縮、こわばりを緩めていきます。
特定の箇所の筋肉が緩むと、筋肉自体の血行が良くなり、神経を圧迫している筋肉も緩んでいきます。
また、神経を栄養している血管の血流も徐々に増えていきます。
「坐骨神経点」と呼ばれる、特定の箇所には特に、やや長く深めの鍼を正確に、慎重に打ちます。
さらに、圧痛部のこわばりの影響を受けている全身の筋肉をほぐす針を施し、全身治療をします。
この施術を繰り返していくうちに、徐々に痛みがとれていき、睡眠もとれるようになり、苦痛なく歩けるようになり、精神的にも楽になって健康な状態に近付けるようになります。
重い症状ほど”長期戦”になりますが、私の治療例では、毎日鍼灸の施術を往診でおこなった結果、寝たきりに近かった状態から1ヶ月でほぼ完治された80歳代の患者さんもいらっしゃいます。

◎自助努力&予防あれこれ・・・♪

必ず、痛みが和らいでから行うこととして、運動があげられます。
目的:脊柱・脊椎とその後ろ側に沿って通る坐骨神経をなるべく健常なS字型の状態に近付けるように、それを支える腹筋と背筋を適度につけること。
正しい姿勢を保たないと、かえって悪化してしまいますので、正しい姿勢の保ち方を当院で指導させていただきます。
そうした正しい姿勢を保って、歩くこと。
無理しない程度からはじめて、少しずつ距離を伸ばしていきましょう。
歩きやすい靴を揃えて、お友達とおしゃべりしながら遊歩道や公園を、またちょっとおしゃれしてあちこちショッピングして歩くのもいいですね。
椎間板の圧迫が緩む体勢を保てる自転車もおすすめです。

なんといっても、自力で行う自動運動が一番ですが、うまくできない方は、他動運動のお手伝いをしますので、仰ってくださいね。

筋肉に代わるもの、またはそれを補足するものとして、”腰痛用ベルト”を、特に立ち歩くときに使う方法があります。
しかしあまりベルトを使いすぎると、腹筋・背筋が弱ってしまいますので、できるだけ短期間の使用を心がけましょう。

※、しつこいようですが、運動は、必ず痛みが和らいでから行うことが大切です。
痛みが出ている時期に行うと、症状を悪化させてしまうことがあります。


腰部のMRIをと撮ってみると、中高年の7割以上がに、何らかの腰椎の変形や椎間板の脱核(椎間板ヘルニア、herniated disc)状態がみられるそうです。
・・・実は私、はり・きゅうじんじん院長も坐骨神経痛経験者です。
長く太い鍼や灸、様々な施術を自分自身にもおこない、治療効果を記録してまいりました。
また、多くの患者様にもたいへん優れた効果を認めており、感謝のお言葉をいただくことも多く、たいへん光栄に思っております。

「自分だけに突然襲われた痛みと不幸・・・」と嘆くことなく、一緒に回復に向かいましょう。
出来うるすべての方法で、快復のお手伝いをさせていただきます!:)

往診治療がより良い効果を得られると思いますが、まずはお気兼ねなくお電話を下さいませ。

はり・きゅう治療院じんじん 院長 :)
はり・きゅう治療院 じんじん

2014年9月16日火曜日

玄米を食卓にいかがでしょうか。

私事で恐縮ですが、夫の大切な友達で、素晴らしいミュージシャンの女性が作られた無農薬玄米が、この数年の我が家の主食です。


毎日いただく、並外れた生命力を持つそのお米は、ある意味我が家のライフラインでもあります。
その方のご著書に、以下の行(くだり)があります。(P.173 l.14~17, P.174 l.1~5)

~玄米は種子なので、水がなく発芽に適さない環境のとき、休眠ホルモンと呼ばれるアブシジン酸がはたらく。これは体にあまりよろしくない。十分に浸水されると発芽へのスイッチが入り成分が変化し、同時に玄米に含まれるフィチン酸の毒性も消滅する。十分に浸水もせずいきなり炊くと、硬いし、胃にもたれるのがあたりまえなのだ。・・・夏なら12時間、冬なら24時間くらい浸水させ・・・ふっくら柔らかでもちっと炊ける。マクロビを実行しているわけではないし玄米は体にいいからとそればかり食べるのも私はすすめない。
 玄米は体の掃除にもなるし、免疫力も上がる。副食の数も少しでいいし、力が出る。~

おっと大変!
うちはちょっと浸水時間が足りなかったですね。

土鍋炊きに切り替えて、毎日炊き方を研究中。
BESTの炊き上がりと健康効果を得ることを目指します。

作られたその方の強い意志と生きる力が詰まっているような、この無農薬玄米、毎日感謝して、「いただきまーす!」。:)

皆様も、繊維質の多い、体の掃除もできて、免疫力も上げてくれる美味しい”薬”、玄米を食卓にい
かがでしょうか。:)


はり・きゅう治療院じんじん 院長 :)
はり・きゅう治療院 じんじん

2014年8月31日日曜日

夏の”むくみ”にスイカの効能・「補腎」

 夏は、東洋学では「心系」、つまり心臓・循環血管器系などに症状があらわれやすい季節、と考えられています。
また、代謝が落ちるために免疫系が弱りやすく、様々な過労・疲労時の症状に見舞われた方も多いことでしょう。

夏に「浮腫」、むくみを実感された方も多いのではないでしょうか。
浮腫は心臓・循環血管器系の機能が弱った時など、いろいろな原因で見られる症状ですが、夏と夏の疲れが残る季節のには、「腎」の働きが弱っていることを想定した治療も、当院ではおこなっています。

はり、きゅうによる治療と合わせて、ぜひ試していただきたいのが、スイカを召し上がることです。
それも、安全な利尿剤としての摂食です。

 
朝起きて、お顔や身体が浮腫んでいる、と感じたら、体重計に乗って何キロ増えているかをチェックしてみてください。
スイカをできるだけたくさん食べ、少し様子をみてください。
しばらくすると勢いよく尿を排泄でき、増えた体重が元に戻ることがよくあります。
人によっては、滞水によるむくみで3キロ増えて、利尿後は4キロ減った、というケースもあります。

尿が出ない排尿困難があり、尿が出ずに下痢をするほどの症状があっても、スイカを食する事で短時間で改善されるケースをよく見ます。

ただし、「尿閉」などの重い症状が続く際には、できるだけ早く病院も受診なさってください。

以前、中医学を学ばれた中国と日本のハーフの方に、「スイカは中国では一口でコップ一杯分の水分がある、という例えがある」と伺ったことがあります。
実際にはスイカは90パーセント程度が水分、という組成ですが、それほど身体を潤す効能を、昔から人々が実感してきた、ということなのでしょう。


~スイカの主な効能:
◎果肉や種子に「カリウム」が多く含まれ、疲労回復や利尿作用があるとされています。
 
◎赤肉すいかの色素には「βカロテン」と「リコピン」が大量に含まれています。
βカロティンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。また、リコピンは、活性酸素を減らす働きがあり、老化予防に効果的と言われ、更に呼吸器系の免疫力を高めるともいわれています。
 
◎スイカには血流を改善する「シトルリン」という成分がふくまれているそうです。
ただ、このシトルリンは200g以下の未熟果の方が2~3倍多く含まれていて、血圧抑制効果がある事が分かっています。~

身体を潤し、利尿・排泄も助けてくれるスイカ、美味しく健やかにいただきましょう!:)
 
はり・きゅう治療院じんじん 院長 :)
はり・きゅう治療院 じんじん

2014年8月17日日曜日

残暑お見舞い&マンディ(水浴び)のスゝメ! :)

残暑お見舞い申し上げます。

暑い、暑い夏でしたね。
この暑さ、もう少し続きそうです。

この暑さは、もはや熱帯並み・・・以前、夏に実家でインドネシアのお客様を、ホームステイにお迎えしたことがあります。(ちなみに、この方は今や同国若手美術評論家の✩重鎮✩です。)

その方曰く、「東京の夏はインドネシアより暑いです。」

そう。そしてこの湿度・・・。

では、熱帯の習慣を取り入れて過ごしてみるのはいかがでしょうか?

・・・という発想で、我が家ではこの夏インドネシア他の暑い地域で、体を清潔にすることと、宗教的な目的も兼ねて行われるMANDI (マンディ=水浴び)の習慣を取り入れて過ごしました。

彼の地では、大きな瓶などに水道水を貯めてあり(そこに食用の魚を飼っていることも・・・)、それを手桶ですくって1日に2回(かそれ以上)頭からかぶるのです。
・・・気温が高い日中を過ぎてから行うのは、修験者の心意気!かなり気合がいりますが、済ませると本当に気分も身体もスッキリ!します。

まあ、日本では低めの気持ちいい温度のシャワーでいいでしょう。

体の表面を短時間の水浴びで冷やす生理学的な解釈としては、体表の毛細血管が縮まることで、体の内部に血液が集まっていき、内蔵などを温める効果が期待できます。

ただし、あまり冷たすぎる水での長時間の水浴びは避けましょう。

水浴びを終えたら、手早く身体を拭いて、体の表面の水が気化するときに体温が下げられるのを避けましょう。

残りの夏、楽しく元気に過ごしましょう!

お疲れが出たときには、じんじんの優しいはり灸で癒されてくださいね。:)

はり・きゅう治療院じんじん 院長

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年7月22日火曜日

2014年盛夏 暑中お見舞い申し上げます!

暑中お見舞い申し上げます。


東京も、ようやく梅雨が明けましたね。

例年よりだいぶ遅れての梅雨明けですが、さあ、これから夏本番を楽しみましょう!

今年は荒い気候がず~っと続いていますね。
様々な体調不良や不調の症状を覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。

◎まだ梅雨の気候に見舞われている地域の方々は、むくみや関節痛に苛まれるかと思いますが、これから梅雨明けにかけて、その症状は少しずつ軽くなっていくはずです。
丁寧なお灸と鍼で体を温め、全身の気と血やリンパ液などの循環を促すように、軽い運動を心がけてみてください。

◎さて、梅雨明けのこの時期は、日中の猛暑と朝晩の冷え込みの気温差により、気管に症状が出ている方が多いようです。
これは、喉元の汗腺から汗が出た状態で、冷房や寒気などによって身体の表面が冷え、それが気管や肺の冷えになっていくためと思われます。
咳や痰などで辛い方は、喉と肺の裏表、背中をよく温めましょう。

◎また、ここで何度か紹介しました安保徹先生の理論に照らし合わせてみますと、これだけ寒暖の差があり、また、気圧の差が目まぐるしく変わるということは、交感神経と副交感神経のバランスが狂いやすい、なかなか厳しい気候条件にさらされていることになります。
身体の症状だけでなく、さっきまで元気だったと思うと急に鬱っぽくなったりする、という方もいらっしゃると思いますが、今に限っては、半分はこの気候が原因と想定していただいてもいいと思います。

もう少し気候が安定してくれば、身体も心の状態も安定してくるかもしれませんが、辛い時には我慢せず、優しい鍼と灸で早めに身体と心を整えましょう!

※写真はじんじんのグリーンカーテンを彩ってくれている、”スカーレット・オハラ”という名前の西洋朝顔です。
昨年採れた種から、名前のとおり華やかに逞しく蔓を伸ばして、毎朝早起きのご褒美のように元気よく咲いてくれています。

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年6月25日水曜日

☆「梅と紫蘇のジュース!」じんじんのウェルカムドリンク☆

☆今年の梅雨から夏にかけての、じんじんのウェルカムドリンクのご紹介です♪


ご近所からいただきました、無農薬の梅ジュースと、市販の赤紫蘇で美味しくて香りの良いジュースをつくりました。

写真は、左から「梅ジュース」、「梅+紫蘇ハーフ&ハーフ」、「紫蘇ジュース」です。
お好みのものをお召し上がり下さいませ。

身体の中に美味しい旬の実りの活力と殺菌効果を取り入れて、心も元気いっぱいに過ごしましょう!

◎梅の主な効能:
・クエン酸による疲労防止、疲労回復
・強力なアルカリ性食品デあるため⇒血液を健康なph7.4程度の弱アルカリ性に保つ手助け。
・強力な殺菌作用があり、胃腸の中の殺菌効果も高いと言われています。
・熱を加えることにより、梅に含まれる糖分とクエン酸が結びついて生まれる、血液をサラサラにする成分「ムメフラール」が含まれている。
・血圧の上昇を抑え、血糖値を下げる。
・シリンガレシノール(梅リグナン)がヘリコバクター・ピロリ菌の活動を抑制する。

◎紫蘇の主な効能:
・芳香の成分はぺリアルデヒドというもので、防腐・殺菌作用を持っています。
・漢方では、葉を蘇葉、種子を蘇子といって、利尿、発汗、去痰、鎮咳などの薬として広く用いられています。
・葉の栄養価はとても高く、特にカロテン(ビタミンA)の多さは、全野菜の中でもトップクラスです。
・カルシウム、鉄分といった無機質も豊富で、ビタミンもB1、B2、Cと豊富に含まれています。
神経を鎮める。
食欲増進。

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年5月29日木曜日

「医事 自然に如かず」 杉田玄白の書

国立科学博物館で開催中の「医は仁術」展 (http://ihajin.jp/) で、杉田玄白の直筆の漢詩の掛軸が初公開されている、というお話を先日こちらのブログで紹介させていただきました。

実は我が家にも、杉田玄白の掛軸が一幅あります。


・・・こちらは大塚美術社による精巧な複製ですが、肉筆に見紛う仕上がりです。
なんと書いてあるか、読めますか?

 
「医事 自然に如かず  八十五翁 九幸老人○」

私の治療院じんじんに相応しいメッセージとして、連れ合いが手に入れてくれました。(感謝!)WWW  :)

玄関を開けるとまず、最晩年にしてこの力強い筆致を誇った、能書家でもあった杉田玄白のこのメッセージが、目と脳に飛び込んできます。
(”写し”ということに安心して、紫外線の強い今の季節でも仕舞いません!)

解体新書(『ターヘルアナトミア』の翻訳本)の著者であり、当時最先端の西洋医学に親しんだ蘭方医の精鋭として活躍した杉田玄白にしてこの言葉・・・たいへん感慨深いですね。

この掛け軸の直筆も上記の展覧会に出品されているのでは、と期待して出かけましたが、出品されているのは別の一幅でした。:)

治療の合間に、ぜひゆっくり眺めてみて下さいませ。


◎「医事 自然に如かず  八十五翁 九幸老人○」については、以下にとても面白い説明が。
http://yuwakai.org/ikiikijinsei/doctsukamoto45.htm
http://www.obamahp-wakasa.jp/hospital/byoin/genpaku.html

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年5月25日日曜日

見て楽しく学んで愉しい大展覧会! 「医は仁術」展

「医は仁術」展を観に、国立科学博物館へ。


 主に、江戸時代に展開した西洋医学の新しい知識への取り組みと、身体に対する医術をめぐる医術・仁術、そしてその”捉え方”が実に貴重で豊富な大量の資料とともに示された、たいへん優れた大展覧会です。


漫画、テレビ、映画で大ヒットした「仁」の制作陣の一部も関わっているようで、同作品のお話の世界の時代の医療を中心に据えた展示内容です。
(ちなみに、”仁”とは儒教における最高徳目で、私の治療院「じんじん」の由来のひとつも、この「仁」です。)

77年ぶりに発見された杉田玄白の直筆の漢詩の掛軸や、山脇東洋の掛け軸とされる作品なども初公開されています。

感心したのは、この時代に日本でも発達を遂げた鍼灸・漢方医療についてもたいへん核心を突いた資料と解説が公正に展示されていることでした。

第二展示会場では、現在の最先端の医学資料を概観する構成です。
ips細胞がプレパラート上に固定(分裂を止めてある状態に)した現物が展示され、顕微鏡を覗いて見ることができます・・・長蛇の列を耐えてネ。++;)

医学に対する、手探りともいえるような瑞々しい眼差しを感じます。
そして、おそらく誰もがすこし医学や医療に自分も関われるような糸口を感じる展示内容になっているのではないかな、と思います。:)

和綴じの展覧会カタログも力の入ったデザインと内容で、鬼のマーク(金棒を持った鬼でも腹イタにはかなわない?という江戸時代の薬の看板の意匠)を配した「おでかけ用おくすり袋」の楽しいオマケも秀逸。:)

ヴィジュアルの資料や絵巻物、人体模型なども多いので、見て楽しく、学んで愉しく分かりやすい展覧会です。


 解説を読み込みながら観覧する方が楽しいと思います
ので、少し長めに時間をとって、ぜひぜひお出かけくださいませ。

2014年6月15日(日)までです。:)
http://ihajin.jp/


はり・きゅう治療院 じんじん

2014年4月29日火曜日

☆『整体入門』野口晴哉著(ちくま文庫刊)の紹介です☆

 
大分前に書かれた原著が文庫版で新しく編纂されたものです。

著者は「野口体操」や「愉気法」・「活元運動」などでよく知られ、17歳にして整体の道場を立ち上げた、稀有な才能の持ち主です。

さて、この本は、野口氏の独特な言い回しで綴られますが、野口氏の観察眼は鋭いもので、今、医療従事者が「疾病利得」と呼ぶ患者の心理的な症状の特徴なども書かれています。

中盤からは、かなり具体的な整体法が写真つきで示されていますので、勘の良い人ならこの写真と文章を読んでかなりの効果を実感できることでしょう。

松岡正剛氏のサイト、千夜千冊にもこの本が紹介されており、こんな文章で締めくくられています。
野口晴哉は「全生」を思索した。『偶感集』に「全生」という一文が入っていた。こんなふうにある。
 「一日生きたということは、一日死んだということになる」
「生に向けるとは何か。死に向けるとは何か。この解明こそ全生のあげて為すことてある」。
 これは「本物」だ。
http://1000ya.isis.ne.jp/0676.html

・・・たまたま私も、ニューヨーク滞在中、某国大使婦人が私邸で開催される「活元運動」の会に時々参加していました。
その婦人は、ご自身のかなり重篤な症状を治すことに「活元運動」が奏功したことがきっかけとなり、その会を持たれていました。
それがきっかけとなり、彼女は私のP.S.1のスタジオを訪ねてくださったり、私邸でランチをご馳走して下さったりという交流を持つこととなった思い出深い経験です。

さて、この本の最も大切な点は、野口氏の提唱する「自分で自分の身体を治す」ことの奨励でしょう。

私も鍼灸の施術のほか、専門的な整体とまではいかなくとも、患者さんご自身が自動運動を少しずつ試みられることをお勧めしています。

少しずつ、楽しめる範囲で試みていきましょう。ご一緒に。:)

☆『整体入門』野口晴哉著(ちくま文庫刊)
http://www.amazon.co.jp/%E6%95%B4%E4%BD%93%E5%85%A5%E9%96%80-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%87%8E%E5%8F%A3-%E6%99%B4%E5%93%89/dp/4480037063

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年4月28日月曜日

2014年度版 じんじんオリジナル紫雲膏ができました!

進行した癌に罹患され、口内炎の痛みが辛い患者さんから、以前差し上げたじんじんのオリジナル紫雲膏が「どうも良い様なので」と仰って、リクエストのお電話をいただきました。

さっそく、2014年度版のじんじんオリジナル紫雲膏を制作いたしました。



作りはじめから最後の練り上げの作業までは、約8時間かかります。
今回は、夜中に作り始めましたので、深夜までかかって完成しました。

この度も、ちょっと濃い目のとても美しいピンク色に仕上がりました。♪ :)

家中、ごま油の香りが浸み込んで数日間抜けませんが、この季節なら初めの作業の胡麻油を180度に熱したまま1時間重合させる作業の間、窓を開け放つことができて助かりました。

花岡青洲のレシピと、日本薬局方の生薬配合に基き、上質な生薬と食用の胡麻油と少量の豚脂だけで丁寧に作りました、じんじんオリジナル紫雲膏は、食べても大丈夫なので、辛い口内炎や粘膜の不調にも安心してお使いいただけます。

つらい症状をお抱えの患者様に、安心してお使いいただき、少しでも気が楽になっていただけましたら幸いです。

どうぞ、お大事になさってくださいませ。


◎紫雲膏の由来と、使用している素材・生薬などの説明はこちらに。
http://hariqjinjin.blogspot.jp/2013/01/blog-post.html
http://hariqjinjin.blogspot.jp/2013/02/blog-post.html

◎作り方は、以前こちらで紹介しました方法と同じです。
http://hariqjinjin.blogspot.jp/2013/01/blog-post_18.html


はり・きゅう治療院 じんじん

2014年3月27日木曜日

FOOD IS THE BEST MEDICINE! 「食は最良の薬!」



 

(日本語は下の方に・・・♪)
I just returned back from Kandangan, Temanggung, a beautiful bamboo village in central Jawa, Indonesia.

1st International Conference of Village Revitalization & 9th International Conference of Design for Sustainability 2014... had held there from March 16th to 21st.

I was so inspired from this trip.

Obviously, I'm so influenced by Desa Kandangan, Temanggung style, now.
Specially, beautiful style of Mr. Yudhi Setiawan's food.

I made "FUKIMISO," Coltsfoot with fermented soy bean paste on a Coltsfoot baby leaf on my favorite plate made with Japanese lacquer.

After my return to Tokyo, my stomach avoid to take ready-made food even fine sushi.
Probably, my stomach reacted to a little preservatives in it.

Surprisingly my whole body was so cleansed only in 6 days in the village of Indonesia.

Then, I decided to cook edible plant from my modest garden.
I feel my stomach is cured by the help of this food and organic wild rice now.

Surely, FOOD IS THE BEST MEDICINE.

インドネシアの小さな、それはそれは美しい竹の村、カンダンガン村から帰国しました。

2014年3月16日から22日まで、第9回国際サステナブルデザイン会議&第1回国際村再活性会議が同地で開催され、参加してまいりました。

これからの人生に圧倒的な影響を与えるほどのインスピレーションを得るたび旅でした。

今、私は明らかに、カンダンガン、Temanggung村スタイル、特にYudhi Yudhi Setiawanさんの美しいお食事の影響をちょっと受けていますね。:)

・・・「蕗味噌」(茎入り)を作って、大好きな漆のお皿に蕗の赤ちゃん葉を敷いてみました。

東京に戻ってから暫くの間、私の胃は出来合いの食べ物、良い寿司でさえ受け付けなくなっていました。
多分、微量の食品保存料への反応です。

驚いたことに私のからだは、わずか6日のインドネシアの村での滞在ですっかり浄化されてしまっていたのです。

私は、自分の庭から食用の植物を摘んで料理することに決めました。
今はこの食べものと無農薬玄米が、私の健康を助けてくれているように思います。

FOOD IS THE BEST MEDICINE。
まさに、「食は最良の薬である」と実感しています。:)

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年3月5日水曜日

『病気にならない免疫生活のすすめ』免疫学の功績者、医学博士の安保徹氏の著書の紹介です。

先日ここで紹介しました、免疫学で大きな功績のある医学博士、安保徹氏のより読みやすい著書の紹介です。

こちらの方は”読み物”としての流れがあり、項目を立ててより分かりやすく、各項目が”読み切り”エッセイのように書かれています。

大病を遠ざけるための、日常生活の送り方と”心”の持ち方が中心に据えられている、と評していい内容だと思います。

 
◎免疫学的には交感神経と副交感神経のバランスを保つこと。
◎心を穏やかに。男性は怒りから遠ざかること。
◎”冷え”に注意し、体温を上げること。
また、
◎薬は病気を治さない。薬から遠ざかること:
「・・・医者は診断⇒薬を出す、というのが定石となっているが、これが最もいけない。
薬は急性期に限り短期間なら飲んでもいいが、飲み続ければ、人間にもともと備わっている自分で自分の身体を治す自己治癒能力を抑制してしまう。
その結果、薬の副作用により症状は慢性化してより悪化し、他の薬を飲まされるという悪循環に陥る・・・」
といった主旨を中心に話が展開されます。
◎医者から処方された薬でも飲み残すくらいでいい。
そして、
◎自分の身体の声を聞き届けて、自分で判断して自分の治療法を決意すること。

・・・これが西洋医学の博士の書いたものなの?!
と思うほど、薬を使わない東洋医学的な考えと知識が多く支持されており、さらに安保先生ご自身の健康実践が紹介されています。

読み進むと、気候も時代も厳しいところで生まれ育った安保氏の、”生きる底力”が裏づけにあることが感じられ、力強い気持ちになります。

元気なひとも、不調を抱える方も、楽しく読める一冊だと思います。
多少大胆な部分は、ご自分の体質に合わせて参考にされるといいでしょう。
ご一読をお薦めします♪

『病気にならない免疫生活のすすめ』
http://www.amazon.co.jp/%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81-%E4%B8%AD%E7%B5%8C%E3%81%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%AE%89%E4%BF%9D-%E5%BE%B9/dp/4806128457

はり・きゅう治療院 じんじん

2014年2月28日金曜日

『免疫健康学』と安保徹医学博士の鍼灸のススメ

免疫学の権威、安保徹先生の研究の核になる考えと考察が、特に免疫とストレスの関係、それによる拮抗する2つの自律神経に力を入れて書かれたご著書の紹介です。
 
生理学の専門的で学術的な話を基底に据えつつ、とても楽しく分かりやすく書かれた内容で、気軽な文庫本の形式で刊行されました。
 
安保先生の著書としてはおそらく一番”お買い得”なほど、たいへん充実した内容で、どなたにもおススメ!★★★★★の一冊です!
 
 
また、著者の安保先生は、殆どすべてと言ってもいいくらい、どのご著書でも鍼灸治療を積極的に薦めていらっしゃいます。
 
この本では、生理学の歴史的・世界的権威であり、私も鍼灸施術を組み立てる際に指標としている
ハンス・セリエ(Hans Selye)の「ストレス学説」の丁寧で明快な説明と、それがいかに多くの日常の体調変化に関わっており、しかもいかにピタリ!と当てはまるか、を様々な事例と共に紹介されています。
そして、「ストレス学説」が含む、ストレスにある程度の幅を持った”揺れもどし”があるという点から、人間の自律神経の、副交感神経を優位する効果の高い鍼灸治療が有効な理由と裏づけを、実に明快に闊達に、西洋医学の王道”ど真ん中”から説明を展開されているのです!
 
この本を読まれると、日頃のご自分の症状の原因や理由に気づかされ、何かとてもスッキリした気持ちになられること請け合いです。
 
特に、自己免疫疾患系と癌を含めた難治症状をお持ちの方や、体質改善の必要性を何となく感じていらっしゃる方には、ぜひ一度、読まれることをお薦めいたします。
 

はり・きゅう治療院 じんじん
 

2014年1月30日木曜日

STAP, what a giant STEPs!!! 万能細胞について

STAP, let's watch their next STEP.....

先日、基礎医学界の素晴らしい業績として、ここに紹介させていただきました以下の内容ですが、その後検証が必要な状況に直面しているようですね。

研究チームからの次の報告と、次の素晴らしいステップを見守りましょう。

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STAP, what a giant STEPs!!!
Very stimulating and Brilliant report in cell tissue research by young female researcher!

STAP、何て巨大なSTEP!!!
若い女性の研究者による細胞組織研究の光り輝く報告書!

新型の万能細胞作製と、その手法、そして研究ユニットリーダーの小保方晴子(おぼかたはるこ)さんのニュース、本当にほんとうに素晴らしいですね。

 山中伸弥教授のiPS細胞作製とそのメカニズムを知ったときに並ぶ知的刺激を受けて、何だか興奮してしまいますね。

たいへんな可能性を持った、偉大な発見・発明です。
山中伸弥教授と同じような注意深さと”良心”をもって、その展開と応用のされ方に対応していただきたいですね。

※STAPとは「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得(Stimulus―Triggered Acquisition of Pluripotency)」の略称

http://www.huffingtonpost.jp/2014/01/29/stap-cells_n_4690922.html
http://www.cnn.co.jp/fringe/35043253.html



はり・きゅう治療院 じんじん

2014年1月5日日曜日

明けましておめでとうございます。

今年も、みなさまのご健康づくりのお手伝いをできますよう、
知識を高め、技術を磨き、心を高めてまいります。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2014年 元旦  

鈴木 淳子 拝
はり・きゅう治療院じんじん 院長

 
 

はり・きゅう治療院 じんじん