2014年3月5日水曜日

『病気にならない免疫生活のすすめ』免疫学の功績者、医学博士の安保徹氏の著書の紹介です。

先日ここで紹介しました、免疫学で大きな功績のある医学博士、安保徹氏のより読みやすい著書の紹介です。

こちらの方は”読み物”としての流れがあり、項目を立ててより分かりやすく、各項目が”読み切り”エッセイのように書かれています。

大病を遠ざけるための、日常生活の送り方と”心”の持ち方が中心に据えられている、と評していい内容だと思います。

 
◎免疫学的には交感神経と副交感神経のバランスを保つこと。
◎心を穏やかに。男性は怒りから遠ざかること。
◎”冷え”に注意し、体温を上げること。
また、
◎薬は病気を治さない。薬から遠ざかること:
「・・・医者は診断⇒薬を出す、というのが定石となっているが、これが最もいけない。
薬は急性期に限り短期間なら飲んでもいいが、飲み続ければ、人間にもともと備わっている自分で自分の身体を治す自己治癒能力を抑制してしまう。
その結果、薬の副作用により症状は慢性化してより悪化し、他の薬を飲まされるという悪循環に陥る・・・」
といった主旨を中心に話が展開されます。
◎医者から処方された薬でも飲み残すくらいでいい。
そして、
◎自分の身体の声を聞き届けて、自分で判断して自分の治療法を決意すること。

・・・これが西洋医学の博士の書いたものなの?!
と思うほど、薬を使わない東洋医学的な考えと知識が多く支持されており、さらに安保先生ご自身の健康実践が紹介されています。

読み進むと、気候も時代も厳しいところで生まれ育った安保氏の、”生きる底力”が裏づけにあることが感じられ、力強い気持ちになります。

元気なひとも、不調を抱える方も、楽しく読める一冊だと思います。
多少大胆な部分は、ご自分の体質に合わせて参考にされるといいでしょう。
ご一読をお薦めします♪

『病気にならない免疫生活のすすめ』
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はり・きゅう治療院 じんじん

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