じんじん7月のウェルカムドリンクは赤紫色が美しい、手作り紫蘇ジュースです。
今年収穫された赤シソに、お酢をブレンドしたさっぱりとした健康ドリンクをお楽しみ下さいませ。
※紫蘇には強力な殺菌・抗菌作用があり、お酢は疲労回復に効果があり、長期的には痩身効果もあるとされています。
毎年この季節になると、赤紫蘇が八百屋さんに出回るのが楽しみです。
わさっと茂った赤紫蘇を沢山買ってきて、気合を入れて洗って泥を丁寧に落とし、大きなおなべに入れて煮出します。
10分ほど煮出して、しっかりお湯が深い紫色になったところで葉を引き上げ、砂糖を適量入れてさらに30分ほど煮詰めます。
そしてホワイトリカーで丁寧に内側を消毒した容器に7~8割ほど煮汁を注ぎます。
次が一番楽しい場面です。
容器がいっぱいになるまで、お好みの酢を注いで下さい。
米酢を入れると上品な酸っぱさに、黒酢を入れると一癖ありますが健康効果抜群の飲み物になります。
きっちりとフタをした後は、容器を軽く振ってお酢と煮汁を混ぜます。
すると・・・
あら不思議!
信じられなくくらい美しいルビー色に液全体が変わります。
酸と結合させる科学の実験のようですが、魔法を見るようで毎回”上がり”ます。
これで室温保存OKの紫蘇ジュースストックの完成です。
数年前から、夏の気温が33度を超える日が続くようになってから、この、煮詰める時間を長めに取らないと室温保存ではもたないようになりました。
でも、長めに煮詰めれば安心。
水やソーダで好みの濃さに割って、ひと夏じゅうきれいな宝石のようなルビー色のさわやかな飲み物が楽しめます。
また、牛乳で割ると、薄紫色のヨーグルトドリンクのようになり、これもまた美味です。
※各経絡に食品や体の部位を対応させて考える古典にある、「五行の色体表」では、収斂作用が特徴とされる「酢」は「肝」に対応しています。
これは、肝臓にいい、と単純に言えるものでもありませんが、「肝」経に関連する血液、目、精神的な苛立ち等々には直接、または間接的に(良く)作用する、と考えることができます。
水分やお酢などを上手に摂って、今年の夏も元気に乗り切りましょう!
はり・きゅう治療院 じんじん
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