2013年3月3日日曜日

雛飾り・綺麗なものを見て心をやわらかく



雛祭り。

今年は我が家&治療院の玄関に、お雛様オールスターズを飾りました。

(後ろの屏風畳みの書は、台湾の画家であり書家で、台湾の芸大で教鞭を執られる江明賢-チャンミンシェン-先生が、かつて西麻布にあったギャラリーで一緒に作品を展覧した際にその場で書いて下さった、素敵な作品です。作中には淳子小姐-お嬢さんの意-を詠いこんであり、恐縮かつたいへん光栄です。)

... 私が生まれた頃か、子供の頃に母が私のために選んでくれたものです。

子供の頃は、この雛飾り専用のガラスのお人形ケースがありましたが、子供の頃に一段を割ってしまい、以来、代替の段飾りなどにしています。

今年は、子供の頃から癪に障っていた、この飾りやしきたりの背後に潜む色んなヒエラルキーへの苛立ちを避け、全員平置きにいたしました。:)

子供の頃は、自分に似た丸顔ではなく、どこか寂しげな瓜実顔の平安雛に憧れましたが、今こうしてしげしげ眺めて見ると、表情も何種類かあり、なかなか気合の入った細工の美しい雛飾りです。

散財して揃えてくれたのでしょうか。
両親の愛を、素直にありがたく思い感謝します。

治療に来られる患者さんは、いらしたときは青息吐息でも、帰られる時にやっと気付かれて「あ~、きれい。いいですねぇー。」と嬉しそうに眺められ、その様子を見るのも楽しみなことです。

大家さんがいらして、「木のお道具、立派だわ。アンティークね。大正時代の!」と感動していらっしゃいましたが・・・私の為の雛飾りですので、昭和のものです!一応・・・。
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はり・きゅう治療院 じんじん

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