2013年9月17日火曜日

ステロイド剤・アトピー皮膚炎と鍼灸治療

前々回のこのブログで、ステロイド剤投与の弊害を紹介させて頂きました。

ステロイド剤は、「自己免疫疾患」の多くに施される薬品ですが、アトピー皮膚炎などにも処方されることは、とてもよく知られていますね。

以下は、前々回のブログでお話させていただいた内容の繰り返しになりますが、このことは、アトピーでお困りの症状にも当てはまる内容だと思いますのでもう一度、そう思ってお読みくださいませ。

・・・ステロイド剤は、慢性的に投薬が続くと自分自身の副腎からのステロイド分泌が減ってしまうために強力な副作用があるため、「難治」状態を招く原因にもなるという、なかなか厄介な側面を持つ薬です。
 
私の患者さんで、毎週、2年半ほど通っていらっしゃる方も、「自己免疫疾患」を長く患っていらっしゃいます。
この、ステロイド剤投与の弊害をはじめ、医療の知識がとても豊富な方です。
彼女が熟考の末に選択したのが、私の鍼灸治療というわけですが、これによって、内科の主治医の医師との相談の上で、薬品摂取全般、特にステロイド剤と痛み止めの投薬量を減らすことに成功している優れた例となっている方です・・・。

鍼灸治療を、このように西洋医学の処方と「併療」することで、投薬量を長期的に少しずつ減らしていくことができれば、こうした身体への薬の副作用の負担をもまた軽減できます。

こうした可能性に、これからも挑戦し続け、精進を重ねてまいります。



はり・きゅう治療院 じんじん


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