今発売中の週刊朝日(朝日新聞出版)、2013年5/3・10号の表紙に、
「本当に効く鍼灸の見分け方」
という記事の見出しが載っています。
記事は124ページから127ページまでの4ページに亘っています。
キャッチーな表紙の見出しよりも、とてもしっかりした内容で、週刊朝日の山本リカさんによる記事です。
記事の冒頭には白枠の太ゴシック体で
「ピカソも鍼を愛用していた!」とあります。
そうです。これはとても有名なエピソードです。
「・・・ピカソは持病の坐骨神経痛をフランスで鍼治療を受けて治して以来、鍼の愛好家になり晩年まで絵を描き続けた。」と書かれています。
日本では伝統医療とだけ捉えられがちな鍼灸治療ですが、ヨーロッパやアメリカでは、西洋医学の限界に突破口を開くものとして、既に信頼のおける治療として認識されています。
この記事は、日本初の東洋医学研究・診療施設で世界保健期間(WHO)伝統医学研究強力センターの指定を受けている、早い時期から鍼灸治療を取り入れている医療機関としても有名な、北里大学の東洋医学総合研究所漢方鍼灸治療センターへのしっかりとした取材や、米国の科学誌の権威である「ネイチャー・ニューロサイエンス」に掲載された、米国の医師によるマウスによる「足三里」というツボ刺激による鎮痛メカニズムの発表なども紹介しています。
・・・さて、「本当に効く鍼灸の見分け方」としてこのこの記事の最後のページに載っている鍼灸選びの条件ですが、全日本鍼灸学会などに所属していることなど、とあります。
私もこれまでこの学会に所属し、近年、本郷にある東大鉄門館でこの学会のご依頼に応じ、長時間講演を行わせていただきました。
「週刊朝日」最新号の記事、とても良い内容ですので皆様もぜひご一読くださいませ。
はり・きゅう治療院 じんじん
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